カロミルアドバイス導入事例
同組織は、朋愛病院を核に、巡回健診事業、淀屋橋健診プラザ、介護老人保健施設など複数施設により構成されている医療法人。大阪を中心とする地域社会に医療・健診・介護の総合ネットワークで貢献しています。
食事・運動・体重のデータを管理する、健康管理アプリ「カロミル」は、特許技術の「カメラロール解析」により、スマートフォンアプリのカメラロールを毎回開かなくても、自動で画像解析が行うことができるのが最大の特徴。「カロミルアドバイス」は、指導対象者の「カロミル」アプリと連携し、食事や栄養指導がすべてオンライン上で完結できる、指導者向けのウェブツールです。
「カロミルアドバイス」は、指導対象者の食事データの記録・蓄積が自動化されるだけでなく、AIが食事内容を自動で解析・栄養計算し、指導者の栄養計算など食事指導にかかる手間が大幅に削減できることが大きなメリットです。
同医療法人では月間300名以上、年間4000名の特定保健指導(特定健診の結果から、生活習慣病の発症リスクが高く、生活習慣の改善による生活習慣病の予防効果が多く期待できる方に対して、保健師、管理栄養士などの専門のスタッフが生活習慣を見直すために行うサポート)対象者の指導を行っていますが、従来の電話や手紙といったアナログな支援方法だけでは業務効率の向上に限界がありました。加えて、対象者の勤務時間の関係で、指導できなかった例もあったといいます。また、スマートフォンやネットワークを活用する人が増えている時代背景も踏まえ、同医療法人では食事記録や運動管理ができる特定保健指導に活用できるアプリを探していました。
導入に関して、いくつかのアプリで悩んでいたそうですが、以下の5つの理由から「カロミル」「カロミルアドバイス」の導入を決定しました。
唯一の懸念点だった個人情報の取り扱い方に関しても、問題なくクリアできていらっしゃいます。
本ケースでは、利用者の年齢層は40代、50代が最も多くなっています。「簡単に食事・運動の記録ができるのに加えカロリーや塩分量が確認できるため、改めて自分の健康状態を見つめ直すようになった」と対象者から前向きな反応をもらうことや記録を継続する人が増えているそうです。他にも利用者から「栄養士の方からアドバイスしてもらえるとうれしいですし、AI体重予測が毎週更新されるのでモチベーションも保ちやすいです」といった声も上がっています。
今回撮影にご協力いただいた特定保健指導課 管理栄養士の堀内康子様・永田汐海様・中谷瑠里様は「中でも特にチャット機能の良さを感じています。アプリの使い方が分かっていなかったり、食事内容を見られるのが恥ずかしいという理由から写真での記録は難しいという方でも、『文章なら大丈夫』と食事内容を教えてくださいます。休憩時間や帰宅後など皆さん気軽にお返事してくださいます」と、対象者の方とうまくコミュニケーションをとることができていると実感されています。
また、スタッフでグループを作り、チームで歩数を記録してみたところモチベーションアップにも繋がったそう。「今後特保対象者ともそういった連携をしていきたいです。加えて、『カロミルアドバイス』を使った特定保健指導の一連の流れをしっかりと作り、今よりも業務の効率化できる仕組みづくりを整えたいと考えています。1人でも多くの方の指導が完遂し、健康増進へ繋がればうれしいです」と展望をお話しくださいました。
アプリ導入に対して、毎月300件以上という数の特定保健指導対象者を迎えるため、その数を維持しながらアプリ導入の準備を進めるのは業務負担が増えないか、導入後の業務効率や対象者様のメリットを期待どおり感じられるかが心配だったそうです。しかし、「導入前の段階から使い方のレクチャーや必要資料の用意、アプリの機能改善など、要望に対して一人ひとりが丁寧かつ迅速で前向きに対応してくださり、スムーズな導入となりました」という声をいただいています。
当社では、この様なユーザーや取引先様からの意見を元に、誰でも利用しやすいアプリとなり、我々のミッションである「健康寿命を太く、長く」を多くの方が達成できるようアップデートを常に続けています。
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