食事画像解析API 食事データベースAPI導入事例

沖縄セルラー電話株式会社が開発した健康サポートアプリに
「カロミル」導入
~「食事画像解析API」
「食事データベースAPI」を活用~

「カロミル」導入事例をご紹介

沖縄セルラー電話株式会社は1991年の創立以来、「事業を通して、沖縄経済の発展に貢献すること」を企業理念とし、携帯電話サービスの提供をメインに電気通信事業に取り組んできました。

2019年春からは、パートナー企業の協力のもと、ヘルスケア事業領域への参入を開始。包括的ヘルスケアプラットフォームを構築し、簡単で継続的に活用できる“うちなんちゅ”(沖縄の人)の為の健康サポートアプリや沖縄県内法人向け健康経営サービスを提供しています。

今回は、「食事画像解析API・食事データベースAPI」導入のきっかけや利用方法、アプリの概要までご紹介します。

食事画像解析API・食事データベースAPI導入で、食事管理を簡単に

食事・運動・体重のデータを管理する、健康管理アプリ「カロミル」は、特許技術の「カメラロール解析」により、スマートフォン搭載のカメラ機能で写真を撮りためておけば、アプリを毎回開かなくても、自動で画像解析が行うことができるのが最大の特徴。

沖縄セルラー電話株式会社が、ヘルスケア事業の一環で健康サポートアプリ「JOTOホームドクター※」を開発するにあたり、画像解析で食事管理ができる機能を探していたという背景から、同アプリに「カロミル」でも活用している当社のAIで「食事画像解析API」「食事データベースAPI」の導入が決定しました。

食事画像解析API・食事データベースAPIについて

食事画像解析API

食事の写真から料理名やたんぱく質、糖質、ビタミン等の32種類のエネルギーと栄養素データを解析することができます。識別できる料理は一般的な食事メニューの他、大手食品メーカーや大手コンビニエンスストアの商品名、大手飲食チェーンのメニュー名など27,000品目を超え、国内で最も高い識別力(当社調べ)を有しています。本APIの利用により、アプリへの食事管理機能の追加や、大量の食事写真の分析など様々な用途に活用できます。

食事データベースAPI

カロミル独自食事メニューデータベースで、約10万のメニューデータと検索機能がついています。コンビニや市販品などの新商品も、日々追加を行っているので、最新のメニューデータが利用できます。本APIの利用により、アプリに簡単に食事検索機能を追加することが可能です。

当社の印象

当社の代表・棚橋とCTO阿万について、「はじめて会ったときから真摯に話を聞いてくれ、レスポンスも早く、今回の案件を一緒にやっていきたいと思った。阿万さんには今でもASOのことや事業のことについて相談したりしている。これからも長く付き合っていきたいと思っている。」と、温かいお言葉をいただきました。

JOTOホームドクターを使ったイベントでの成功例

昨年、弊社のAPIが利用された「JOTOホームドクター」を使用し、同社が主催する「おきなわフォーク」イベントが開催されました。アプリを活用したイベントということで感染リスクも低く、コロナ禍にもかかわらず多くの那覇市民の方が参加されました。アプリを使った食事記録がはじめての参加者も多い中、イベント期間中は多くの方が記録に挑戦されたそうです。その結果、イベント終了後も継続して、食事記録をつけているユーザーが増えたそうです。

実際の導入を通して見えた「カロミル」のメリット

写真を撮影するだけで食事メニューの識別やカロリーが表示されるので、簡単に食事管理ができるようになった方もいます。またアプリの利用を継続したことで、10キロの減量に成功した方もいらっしゃいます。

今回撮影にご協力いただいた、うちなーSmart Life推進グループの伊芸さんには、「生活習慣病予防及び健康増進のためには、カロリーのコントロールが最も大切だと思っています。そのため、『食事画像解析API』、『食事データベースAPI』は、食事管理する上でとても役立っていますね。沖縄の郷土料理の登録を依頼した際も、すぐに対応していただきました。画像の解析精度が高い上に沖縄料理がかなり登録されているので、多くのお客様から『使いやすい』と好評です。また管理栄養士のアドバイス機能や、目標カロリーに沿って食事メニューを判定する機能があると嬉しいです」とコメントをいただいています。

また、伊芸さんご自身も「カロミル」を使い始めて、体重に大きく変化があったようで体現者として社内だけでなくお客様にもSNSなどで発信していらっしゃるようです。

当社では、この様なユーザーやお取引先からのご意見を元に、誰でも利用しやすいアプリとなり、我々のミッションである「健康寿命を太く、長く」を多くの方が達成できるようアップデートを常に続けています。

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