株式会社エブリー「DELISH KICHEN」

株式会社エブリー様

「明るい変化の積み重なる暮らしを、誰にでも」をパーパスに、レシピ動画メディア「DELISH KITCHEN」、ファミリー向け動画メディア「MAMADAYS」、ニュース＆エンタメ動画メディア「TIMELINE」など、人々のライフスタイルを豊かにするサービスを展開している株式会社エブリー。

今回は、その「DELISH KITCHEN」のサービス内で、新たに「食」を通じて日々の献立決めから健康管理まで一気通貫でサポートできるヘルスケア機能をリリースし、その機能にカロミルAPIを採用いただきました。当社サービス導入にあたり、ご担当頂いた田島様へお話を伺いました。

「DELISH KITCHEN」とはどういうサービスでしょうか？

「DELISH KITCHEN」は、国内No.1のレシピ動画数(※)で、3,000万人以上に利用されているレシピ動画メディアです。「誰でも簡単においしく作れる」をコンセプトに、すべてのレシピが管理栄養士などの食のプロによって考案され、現在5万件以上を公開しております。

さらに、近くのお店の特売情報の配信・クーポン配布などの毎日のお買い物がお得・便利になる機能や、作りたいレシピに必要な食材をワンタップでネットスーパーに注文できるシステム、デザイン性と機能性に優れたオリジナルキッチンツールの販売など、食卓を豊かにするサービスや機能を提供しております。

新機能として食事管理機能を追加した背景はなんでしょうか？
また、その機能の特徴を教えてください。

「DELISH KITCHEN」が定期的に行っているユーザー調査では、75%以上の人が「日々の食生活で健康を意識している」と回答しています。また、普段の生活の中で意識しているのは「生活習慣病の予防や改善」「疲労回復」「ダイエット」など、健康増進に関心の高い人が多くなっています。

しかし、ユーザーインタビューを通じてわかってきたことは、家族の健康を考え栄養バランスを重視した献立を作りたいと思っていても、具体的にどうすれば良いのかわからずどう行動変容を起こしていいのかがわからないという人がいるということです。

「DELISH KITCHEN」のレシピはカロリーや糖質などの栄養素情報を持っており、ユーザーさんに日々の食事記録をしていただければ、「DELISH KITCHEN」内で毎日の献立提案から健康管理をサポートできると思い、ヘルスケア機能の企画が立ち上がりました。

どのように「カロミル」や「カロミルAPI」を知りましたか？
また、導入の決め手を教えてください。

「DELISH KITCHEN」のレシピは夕飯の献立を考える際に利用されることが多いです。さらに、夕飯でも＋1品はスーパーのお惣菜などにするユーザーさんが多いため、健康に関するアドバイスを適切に提供していくためには、「DELISH KITCHEN」内のレシピの栄養素情報だけでなく、コンビニやスーパーのお惣菜などの商品とそれに紐づいた栄養素データも必要でした。

そこで、何社かメニュー×栄養素データを保有されている企業さまで検討を進め、データ保有量の多さ・価格・導入しやすさの観点でカロミルさまのAPI導入を決定いたしました。

カロミルさまのAPIは、15万点以上という商品データを保有しており、主要なコンビニやレストランのメニューはほとんど登録がされていました。

また、その全ての商品のカロリーなどの主要栄養素、さらにビタミンなどの栄養素データが紐づいており、導入もとてもスムーズでした。

食事管理機能導入後のお客様からの評判はいかがでしょうか。

8月上旬にAndroid、9月中旬にiOSにてリリースされました。

「食事記録して、栄養バランスがわかるようになってプレミアム課金登録しました。」という声もでてきており、1食単位で栄養バランスを考えたいという方も増えてきております。

今後の「DELISH KITCHEN」の展望を教えてください。

取材にご協力いただいた
DELISH KITCHEN サービスグロース部 田島久美子様

「DELISH KITCHEN」は「食」に関わるすべてのシーンをサポートすることを目指し、管理栄養士が監修する5万本以上のレシピ、献立立案機能、さらに買い物を便利にするためのWEBチラシやクーポンなどユーザーの料理に関するあらゆる課題解決を図ってきました。今後もこのヘルスケア機能を通じて、1日の栄養バランスが考えられた食生活を送るきっかけを提供し、心も身体も健康的な暮らしを全てのひとに届けてまいります。

また、「DELISH KITCHEN」の一番の強みはプロが監修するPGCのレシピコンテンツと3,000万人以上のファーストパーティデータを保有していることです。ヘルスケア機能にとどまらず、コンテンツ×データでさまざまなソリューションを展開し、食のプラットフォームとして幸せな食卓作りを応援していきます。